「医者の服装は?」と聞かれると白衣を思い出します。これは、全国共通なのではないかと思います。そして、色は白が基本です。しかし、世の中には白以外の白衣もあると聞きました。そもそも、何故白衣は白なのでしょうか。調べてみると、白い服を着ていると汚れがつかないように気を使うため、それを狙っているようです。もし、医者や看護師の服装が黒いものだったとしたら、汚れが目立たないので変な所を気にせずに済みます。しかし、汚れが付着したとしても分かりづらいのです。汚れがわからないのは、衛生面でも困ります。皆さんは風邪などで病院にかかったとき「鼻水は何色ですか?」と聞かれたことはありませんか?医歯薬業界では、意外にも色のことを気にしているのです。そのため、看護師も白い服装で働いています。患者の治療のことを第一に考えているからこその色なのだということがうかがえます。
また、オペ室では緑色の服装ですが、これはオペの際に付いてしまう汚れを目立たなくするための色だそうです。なぜオペ室では汚れを目立たなくするかというと、オペの際に付いてしまった汚れを見て、医師や看護師、患者が動揺しないようにするためともいわれています。動揺してミスをしないように、一番汚れが目立たない緑色のものを着用するようになったのです。こういったことなどから、やはり医歯薬業界は色のこと考えているということが分かります。